2026.01.13
確認申請について教えて
カーポートとガレージの違い・設置時の注意点まとめ
車を停める場所を検討する際、候補に上がる「ガレージ」と「カーポート」。これらは構造や法律上の扱いが異なります。それぞれの特徴と、設置時に知っておくべき重要な法的ルールを解説します。
1. ガレージとカーポートの構造的な違い
・ガレージ(車庫) 壁と扉(シャッターなど)で四方を囲まれた「部屋」のような構造です。雨風を完全に遮断できるため、車の劣化を防ぐだけでなく、防犯性も高く、倉庫や趣味のスペースとしても活用できます。
・カーポート 柱と屋根だけで構成された、壁のない簡易的な駐車スペースです。一般的にポリカーボネートなどの素材が屋根に使われ、ガレージに比べてコストを抑えやすく、開放感があるのが特徴です。
2. カーポート設置に「建築確認申請」が必要な理由
意外と知られていませんが、カーポートは法律上「建築物」として扱われます。 建築基準法において「屋根と柱があり、土地に固定されているもの」は建物とみなされるため、設置する際は原則として建築確認申請を行い、自治体の許可を得る必要があります。
申請が必要になる主な基準
・屋根があること: ほとんどのカーポートが該当します。
・地面に固定されていること: 基礎をコンクリートで固める場合は対象です。
・面積: 床面積が10平方メートルを超える場合は、申請が必須となるケースがほとんどです。
3. 「建ぺい率」への影響に注意
建築基準法では、敷地面積に対して建てられる建物の割合(建ぺい率)が決められています。カーポートもこの「建物」の面積に含まれるため、設置によって建ぺい率の上限を超えてしまうと、違法建築となってしまいます。
4. 申請を怠った場合のリスク
建築確認申請をせずに設置すると、以下のような不利益を被る可能性があります。
・法的罰則: 施主に罰金や懲役が科せられる場合があります。
・行政指導: 自治体から撤去命令や使用制限が出されることがあります。
・売却時のトラブル: 違法建築物があるとみなされ、将来家を売る際に買い手がローンを組めなかったり、資産価値が下がったりする原因になります。
・発覚の経緯: 自治体のパトロールや、近隣からの通報、航空写真などで発覚するケースが少なくありません。
5. 設置を検討する際のポイント
建築確認申請には専門的な図面や計算書が必要です。個人で行うのは難しいため、施工業者に代行を依頼するのが一般的です。計画の段階で、依頼する業者に「建築確認申請の代行が可能か」「建ぺい率に問題はないか」を必ず確認するようにしましょう。
サンガーデンエクステリアでは代行を承っているので安心してご相談ください!



