かねや興業

お庭のリフォーム施工をお考えの方

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①どんなお庭リフォーム工事ができるの?

住宅のリフォーム、リノベーションという言葉はもう皆様も聞きなれているかと思います。今まで住んできた住宅の傷んでいる場所、使い勝手が悪くなっている場所を修繕する工事のことですよね。住宅の中を過ごしやすく、使いやすくすることと同じく、毎日窓からや、出勤、ゴミ出し、など家を出たら目にするお庭や、門周りをリフォームすることを「お庭リフォーム」や「リガーデン」と言います。 今回はお庭のリフォームについてご紹介していきます。

お庭のリフォーム、リガーデンといってもその種類は範囲も広いので多岐にわたります。なので、お悩みで実際に聞かれる実例をもとに各場所や、方法を説明していこうと思います。読者の皆さんがわかりやすく解説する予定ですが専門用語を無意識に使っていて難しいことがあれば教えてください。それでは

①どんなお庭リフォーム工事ができるの?

お庭の工事と一言で言っても、とても工種(工事の種類)が多くあります。では実際に、想像してみてください。住宅地で駐車場は二台分、門扉とアプローチお庭のスペースがある。といったパターンが多いのですが、やはりお子さんが車を乗るようになったりすると車庫証明のためや、月極駐車場ではなく、敷地に駐車場を増やしたいと思われる方が圧倒的に多くなります。そこで、お庭のリフォームをしたい、しなければと行動に移す方が増えます。お庭のリフォームは家のリフォームと同じで、使い勝手を良くすること、見た目を良くすることなどを目的に行います。門周りを取り壊して新しい門周りを配置しなおして、新たに駐車しやすいスペースを確保したり、今ある駐車場も工事でより使い勝手をよくしたりと、いろいろな工事をすることで快適な生活が出来るようになります。

②一番気になるのはやはり費用

新築の時に100万200万、もっとそれ以上の費用をかけて作ったお庭。ですが、リガーデンをする場合はまず、「壊す」ということに費用が発生します。実際、外構の工事屋さんにお願いをすると「ゴミ」は「産業廃棄物」という分類となり一般家庭のゴミの処理より費用が高くなります。といっても、全てがゴミになるのではなくリサイクルが可能なものはリサイクル品として処分します。お庭、外構を壊した際に出たゴミも「分別処理」をされていきます。例えば驚かれるのが、樹木です。樹木を撤去処分する際には、私たち業者の職人たちは「地上の幹、枝葉」「土のついた根」で分けて処分場に持ち込みます。土がついた状態では、粉砕などが難しいので処分費を高く設定されているのです。置き場も分けてあることが多く、撤去してトラックへの積み込みの際にも気を使います。ほかにも、土の処分なども分別が必要なのです。「混草土」コンソウドと呼んだりするのですが、お庭のリフォームで一番多いのが、雑草が生え拡がりどうにもならないからどうにかしてほしい!というお声です。そのお庭の雑草は土ごと削り取って処分をすることがほとんどです。あまりに背丈が伸びている場合は、草刈り機で刈ってから削り取ったりもします。どちらにせよ、土と草が混ざっているとこれまた純粋な土だけの処分よりも費用を余分に取られるのです。土に石も混ざっていたりします。そうすると石の大きさでは、受け入れすらしてもらえないという場合があるので処分はとても手間がかかるのです。分別と言えば、門周りも「コンクリートブロック」、色のついている「化粧ブロック」、「タイル」、「照明器具」、「門扉などのアルミもの」、「レンガ」これらのものも全部処分の際には分別処理をしていきます。タイルが貼ってあるアプローチや門塀は剥がしてタイルとコンクリートは別に捨てる必要があります。コンクリートブロック、CBブロックと呼ばれるものはリサイクルが出来ますが、色付きの化粧ブロックと言われるものはリサイクルが出来ないので処分費が高くなります。ゴミはどんどん増えていくものです。

ここまで分別についてお話ししましたがきっとお判りでしょう。そうなのです。とっても手間がかかって大変なのです。ということはつまり費用も掛かるということです。作ったときにお金をかけ、壊す事にもお金がかかる。ちょっと切ないですが仕方のないことです。快適な次の生活のために必要なことなのですから。撤去が終われば後は快適なお庭への変身時間です。ここからが楽しく、わくわくする時間です。

③駐車場拡張ってどれぐらいの費用が掛かるの?

よくある質問です。これが、とてもお答えすることが難しい質問なのですが、先ほどの②でも書いた通り撤去の費用がどれぐらいかかるのかで大幅に変わってきます。高低差、つまり道路からお庭の高さに差が、あればあるほど削り取って土をまたブロックを積んだりしながら土を留めることになります。段数でも費用が変わりますから比べたくても、同じ条件の現場はほとんどと言ってないのです。駐車場拡張での注意点にもう一つ大きな問題があります。それは、「配管」です。配管とは住宅の場合、雨水(ウスイ)配管、汚水(オスイ)配管、上水道管(水道管)、都市ガスなどの地域ではガス管などが地面に埋まっています。これがある部分の高さを変えたいとなると、それぞれに費用が発生しますし、職人にも資格や知識、技術が必要となってくるのでここもまた費用をしっかり確保しておく必要があります。それでも、やはり目安は欲しいですよね。これはあくまで、私が経験してきた感覚的費用で物価の違いなどもとくにこの十年起きてきているので一概に正しいとは言えませんが、参考程度に捉えていただくためにご案内するとすれば。

とにかく費用を抑え、カーポートなども設置せず、コンクリートだけの一台用拡張で50万円程度からのような気がします。実際は本当に撤去物などでも変わってしまうので金額が言いにくいのですが、50万から100万が一台用の駐車場拡張で必要だと認識していただければ大きくは外れないと思います。きっとそんなにするの?と思われた方もいるかもしれませんが、こればかりは本当に一軒ごとに違ってくるのでお見積りを近隣の外構屋さんでとってみてください。ちなみに豪華にデザインしていく前提だったら青天井の外構業界。施工コンテストで賞を取るような駐車場の作りであればカーポートもおしゃれで高価なものが多く300万以上なんてことも十分考えられます。私の担当した物件でもガレージやアップゲートなどを採用したお客様は駐車場拡張に800万以上かけられる方も何組かみえます。もちろん台数は四台、五台という物件ではあります。現金の方もおられますし、ローンを組んで快適に過ごされている方もおられます。

④生垣をやめたいけどフェンスのアドバイスをしてほしい

このような相談も多く聞かれます。生垣は10年か20年も植えてから経っているものであれば老木になり枯れてきていたり、管理不足で境界を超えて越境(エッキョウ)して歩道や隣地に邪魔になってしまっている場合もあります。昔人気だったカイズカイブキの生垣は特に越境の代表格です。結構トゲトゲした葉が出てきたりしていて管理に困ってしまっている方も多く見受けられます。生垣がなくなるとかなりお庭や通路が広く感じるので皆さん驚かれます。でも、生垣からフェンスに変える際に注意点があります。「境界が分かればいいから一番安いフェンスで」というお声です。撤去に費用が掛かるからフェンスは安く抑えたいという気持ちからなのですが、これは後悔のもとになるので注意が必要です。今まで、大きく育って視線を隠してきてくれた生垣を撤去して、新しい生活が始まりますが本当に境界程度のフェンスで大丈夫なのかイメージ図などを外構屋さんに作ってもらって理解したうえで工事を依頼していただきたいです。なぜなら今まで気にならなかった視線、人の動きというものが、生垣が大きければ大きいほど、密であれば密であった程なくなった時の違和感、透け感が気になってしまうことが多いからです。縦格子やメッシュだけのお値打ちフェンスで本当にいいのか、やはり目隠し要素を現状と同じだけの高さや密度で欲する恐れがないのかはよくよく考えておきたいところです。

目隠しフェンスと言われる商品の多くはブロックの上では1200㎜までの高さの施工が一般的で、それ以上の高さを欲するときは、独立基礎と言って柱一本一本にコンクリートの基礎を使いながら地面から柱を建てる施工方法になります。私の感覚では目隠し度合いにもよりますが、1600㎜(平均的身長くらい)のフェンスを建てようと思うと商品によっても大幅に違いますが一メートルあたり5万円ぐらいを概算で考えることが多い気がします。10mの生垣を撤去してフェンスを付ける費用が条件にもよりますが70万から100万くらいします。そう聞くと失敗したくないですよね。どれだけ事前に生垣がフェンスになったときの高さや密度を気にしておけるかが、お庭のリフォームのポイントになってきます。

⑤雑草対策の方法や種類などを教えてほしい

皆さんのお庭は、どのように雑草対策をしていますか。新築の際にはまだ、防草(ボウソウ)シートという商品を重要視されていなかったり、そもそもそんな商品があることも知らなかったなどというお声も聞きますがどうでしょうか。雑草が生えたお庭の草抜きは本当にどれだけ放置してしまったか、どんな雑草の種類が生えているかなどにもよりますがとても大変なのは間違いないです。雑草は三月、四月から成長し始め一気に梅雨前後でお庭を覆ってきますよね。草抜きをしていても後ろからまた生えてくるのではないのかという錯覚に陥るほど成長力が旺盛です。そんな雑草対策のリフォームもよくご相談を受けます。まず、工事の方法は雑草とその生えている土ごと削り取って処分をしていくことから始まります。たまに、費用をかけたくないからそのまま除草剤でも撒いてから、防草シートと砂利を敷いてほしいというご相談を聞きますが、お庭にはマス(枡)といって雨水のゴミなどをとったりする丸い蓋が埋まっています。汚水の蓋はキッチンやトイレ、お風呂などから出る生活排水が流れていく管なので詰まったりしたら大変です。その点検や掃除をすることが出来るマスを埋めてしまっては後から大変な思いをします。ですからお庭の高さを一定に保つためにもオーバーレイ(上から重ねる)するのではなく、きちっと余分な土を鋤取って(すきとって)シートを敷き、砂利が歩いてもシートが見えない程度(3~5㎝程度)の厚みで敷くことが大切になってきます。でも、シートと砂利だけではあくまで生えにくくする、生えても抜きやすくするという対処になるので、どうしてももっと手間をなくしたい方は、人工芝やタイル、コンクリートなどを施工すると悩みは格段に解消されます。ただ、水が溜まったりしないようにしないように設計することが重要ですので、外構屋さんと相談しながら条件を見ていくとよいでしょう。

ちなみに、自分で雑草対策をする際に、防草シートは多くの種類がありますが、公共で使われているシートだけしか貼っていない道路際などのシートは紫外線にも強くかなり丈夫でしかもかなり高価です。逆にホームセンターでも売られているシートで縦横に編んであるブルーシートのような作りの黒いシートは寿命が短く後が大変です。繊維が絡み合っているグリーン系の防草シートがお勧めですが厚みもいろいろあるので、できれば価格の高めなものを頑張って買っておきましょう。そして、防草シートは先に出た公共で使うもの以外は紫外線に対して強くないものも多く、砂利をかぶせて直接紫外線を当てないことによって長持ちしますのでシートを張って終わりではなく必ず上に砂利や人工芝を敷いて、めくれ防止(おもり)としても劣化防止としても施工しておくことを強くお勧めします。

⑥夢のお庭でくつろぐ生活

コロナが流行ったことで、家での滞在時間が極端に増えたことによりお庭を見つめなおす方がとても多くなりました。雑草対策だけではなく、家族だけでなく友人ともお庭でバーベキューを楽しんだり、大人数が集まるプールではなくお庭で大きなプールで遊ぶというご家庭も増えました。お庭で快適に過ごせるようにすることに意識がとても高まってきた2019年からのお庭づくり。程よく目隠しを設置しつつ雑草対策を行い、過ごしやすい空間、人が集まりやすいお庭、駐車場をぜひ手にするためにも動き出してみませんか。ちなみに物価などの上昇が止まりません。処分費も上がって下がることもありません。できるだけ早く動かれることでお財布にとっては優しく快適に過ごせるようになりますのでタイミングをぜひ逃されませぬよう。

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