かねや興業

ガーデンルーム施工をお考えの方

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①ガーデンルームの種類

ガーデンルームという言葉は、意外と知らない方も多いのではないでしょうか?直訳すると庭のお部屋といった感じになりますが、まさにそのようなもの。ガーデンルームを付けることで、お部屋がひとつ増えた気分が味わえます。

・サンルームとガーデンルームの違い

ガーデンルームという言葉とともに、サンルームという言葉も良く聞かれます。似たような言葉ですが、一体どう違うのか?なんだか良く分かりませんよね。実は言葉そのものに明確な定義はなく、メーカーが独自に違いを作って呼んでいる場合がほとんどなのです。よって、家の外につける、屋根があって、囲いのあるもの、という意味では、ほぼほぼ同じ物ともいえます。メーカーの中で両方扱っている場合、サンルームは太陽の光を取り入れることをメインにしているイメージです。屋根と開口部がガラス張りやパネル張りになっているお部屋で、洗濯物を干す、など、実用的な面が取り上げられる場合が多いかと思います。一方、ガーデンルームは、より室内空間に近く、お家の延長というイメージの商品になっています。よりおしゃれで、お部屋感があるものを、他と差別化するために、そう呼んでいるという事ですね。

②目的の明確化

さて、ガーデンルームはどんな目的でつけるのか。実際にどんなことに使えるのか。あることで一体どのような利点があるのか。様々な使い方を知ると、よりガーデンルームの魅力がわかり、自分の家にも欲しいと思ってしまう事でしょう。代表的な用途を幾つかあげていくと、

・洗濯物を干す

・ペットの為

・ストックヤードとして

・お茶をする

・家族団欒

・客間としての活用

などがあげられます。

一番需要として多いのが、物干し場としての活用です。雨の日でも心配なく干せるので、これは便利ですよね。屋根だけのテラスが付いているご家庭も多いですが、やはり横からの降り込みというのは防ぐことができません。その点ルームは完全に囲われているので、安心感が全然違います。微妙なお天気の日に外に干していて、雨が降ってくるかも・・・などと天気の心配をしなくて済むのも、とても楽ですよね。

また、花粉の季節には、洗濯物に花粉がついたり、干すために外に出るのもつらいという方、非常に多いと思います。そんなときでも、ルームの中で洗濯物を干せば、花粉から洗濯物も自分も守ってもらえます。家の中の部屋干しと違って太陽の光は取り込むので、室内でもしっかりと乾かせ、家事がきっと楽になることでしょう。

さらに今は共働きで、家を留守にするお宅も多く、その間に洗濯物を外に干すのはちょっと・・・と思われる方も多いのではないでしょうか。そして諦めて家の中で干す、もしくは帰ってからや、お休みの日にお洗濯、というご家庭もあることでしょう。そんな場合でもガーデンルームが大活躍!お出かけ前にお洗濯し、留守中はルームの中で干しておけば、帰った時にはしっかり乾いているはず。外から手が届くことなく安心ですし、家事の時短にもなりますね。

そして今増えている需要が、ペットの為の場所です。昨今は人間と同じようにペットも扱われる時代です。例えば犬を大事にされている方は、犬の為にお部屋を作ってあげたい、と思われるのです。ルームは、そんな方にもぴったりの場所になります。専用のルームの中で、自由に動けるようにしてあげれば、お部屋の中を走り回って物が壊れてしまう、なんて心配も不要になります。ルームの中は暖かいので、あなたの大切な動物たちも、とても気持ち良く過ごすことが出来るでしょう。

ルームというのは部屋ですから、実際どのような使い方をしても自由なわけです。お部屋からの出入りが出来るのが特徴ですが、外からも出入りが出来、お庭とのつながりが持てる特殊なスペースでもあります。そんな特徴を活かして、様々な用途が考えられます。

例えばストックヤードとしての機能。家の中には持ち込みたくない、外で使うような物の保管にも役立ちます。床面を土間にしておけば、自転車を持ち込むことも可能。帰ってきて自転車をルームに置き、そのまま家に上がることもできます。逆に、玄関からでなく、ルームから出かけることも可能になるのです。タイヤや、お庭関係の小物も置いておくことができますし、物置よりもさらに一歩進んだ、便利な空間として重宝することでしょう。

また、デッキの上でお茶をしたりすることがあるかと思いますが、それがルームになると、さらにゆっくりできるとは思いませんか?部屋の中にいながら、外でお茶をしているような、開放的な気分になれます。ガーデニングを楽しんでいる方などは特に、お気に入りのお庭に囲まれて、過ごすことができます。そんな空間でのティータイム、素敵ですよね。外が寒い時も暖かくできますし、夏は日よけを付けて快適に出来るので、いつでもその空間を楽しめます。子どもたちが外で元気に遊んでいるのを見守るにも、最適ですよね。ルームの中でのんびり出来ますし、何かあればすぐに声をかけられる距離が、今まで以上に安心できるはずです。そして、ルームはご夫婦の晩酌タイムにもぴったり。照明などを置いて、ビアガーデン気分を味わってみてはいかがですか?いつもと違った雰囲気の中で飲むお酒は、特別な気分にしてくれるはずです。家族間の距離も、ぐっと縮まりそうですね。

家族間での使用ももちろんですが、客間として使うというのも、とても便利な使い方だと思います。突然の来客があった時、家の中が散らかっていて、あわてて片付けた、という経験はありませんか?そんな時にルームを活用してみてはいかがでしょうか?家にあがってもらうのは少し抵抗があったとしても、ガーデンルームにお通しするなら、ハードルが低いですよね。お庭の中にゲストルームがあるなんて、招かれたお客様としても、なかなか経験することがないため、気分が良いことでしょう。お庭側から招くことで、プライベート空間には踏み込まれず、家の中を気にすることなく対応ができます。忙しくてなかなか家が片付かなくても、ルームの中だけはきれいにしておけばいいのですから、気が楽ですよね。忙しい現代人だからこそ、欲しい場所ではないでしょうか。

③種類

ガーデンルーム、サンルームなどありますが、ルームの中にも種類が沢山あります。どんな使い方をしたいかによって、どのルームが適しているのかが変わってきます。

洗濯物を干すだけ!という方には、いわゆるテラス囲いといったような、テラス屋根に側面が付いたようなルームで充分な場合があります。また、ルームの種類によっては様々な便利なオプションがあります。換気が必要な場合は、換気扇や、ルーバーになっている窓などを付けるのがおすすめです。竿掛けは付けておくとちょっと干しがいつでもできるので、とりあえずでも、付けておくべきでしょう。また、布団を干す為に、間口側の扉外にフェンスが付けられるような物もあります。目かくしをしたいという方には、カーテンレールを付けておけば、カーテンが付けられますし、日差しが気になる方には、屋根に開け閉めできる日よけを付けておくことをお勧めします。

このように、オプションで様々な用途に対する対応が出来ますが、初めに選んでおかなければならない仕様がいくつかあります。

まずは屋根の形や素材。テラス屋根やカーポートと同様に、アールタイプ、フラットタイプなど、好みに合わせて選べます。また、屋根材は基本、ポリカーボネートという透明なパネルですが、熱線遮断屋根という熱量を抑えるものにしておくと、暑さが和らぎます。どんな使い方にしても、初めからそういったものにしておくのが無難でしょう。

また、扉の開き方も、ルームの種類により選ぶことが出来ます。サンルームと呼ばれるものでは、基本的に引き戸が多いです。お庭とのつながりが欲しい方には、折り戸で開放的になるものをチョイスすると良いでしょう。フルオープンになる商品の解放感は抜群ですので、お庭を広く使いたい方には、そのようなものがぴったり。その他、場合によっては、開くのは側面のみで、間口部分は目かくしになる様、上半分だけ透明で、下は壁にするなど、使い方によって、様々な仕様が選べます。ルームの中をプライベート空間として使いたい場合は、このようにするといいでしょう。

素材は、基本フレームにアルミ材を使っており、色もいくつか選べるものが多いです。中にはおしゃれな木彫が設定できる商品もあります。腰壁が作れるものに関しては、様々なデザインのサイディングパネルから選ぶことができたり、ブロックで作る場合は、好きなタイルを貼ったりすることができます。床面も、土間コンクリート、ウッドデッキ、タイルデッキ、塩ビデッキなど、用途に合わせて設定が出来ます。フレームと壁、床面のデザインも組み合わせ、自分だけの、オリジナルなルームを作ってみませんか?一度作れば、何度も作り直すものでもありません。せっかく作るなら、贅沢に、納得のいくものを作りましょう!

④サイズ

サイズも用途や敷地に合わせて設定していきましょう。小さいもので1間3尺ほどのものからあり、大きいものだと、4間9尺程度まであります。外壁がL字になっているところに取り付けたい、など、変形地にも対応ができるタイプもあります。もっと広い空間を作りたいという場合は、特注に対応するメーカーもありますので、一度相談してみましょう。ルームは基本的に後付けの物なので、付けたい場所がどんな場所か、外壁に障害物はないかなどで、付けられる、付けられないが決まってしまう場合があります。窓の高さによっては、背の高いタイプが必要なこともあります。このように、使いたい大きさもありますが、それ以前にまず、自分の家がどのサイズなら設置可能なのかを知り、それに合った商品を選んでいくという必要性があります。

用途的には、洗濯スペースだけであれば、そこまで大きい場所である必要はないでしょう。ただし、大は小を兼ねますから、できるだけ、大きな物を付けておくことをおススメしておきます。当たり前ですが、大きければ大きいほど、使えるスペースは増えます。ただし、それに伴い、お庭のスペースは減りますので、どれだけお庭を残しておきたいか、外に出ることはあるのか、など、バランスを考えてサイズを考えるべきでしょう。

⑤床の底上げ

屋根と側面も様々なルームですが、床面によっても印象や使い勝手が変わってきます。お部屋の延長として使う場合は、床を部屋と同じ高さまで上げて作ります。また、お庭からの出入りメインで考えるのであれば、完全に床を下げて、お庭と同じレベルにまで下げることもできます。

床を上げ、部屋からルームへの出入りだけを考えると、ルームのサイズのみデッキを付ける、デッキ仕様が適切でしょう。外への出入りはそんなにしない、という場合は、一か所のみ扉にし、そこからステップ等で降りられるようにすれば、無駄がありません。ルームのタイプを全面折り戸にし、開放的にしたいのであれば、床は部屋の高さに揃え、デッキをルームよりさらに大きいサイズで設置しましょう。そうすると、ガーデンルームの扉を開けた時に、より広い庭空間が広がります。そこは家族みんなで使うにとどまることなく、お客様を招いてのパーティーを開くなど、何にでも使える、立派なスペースとなることでしょう。

床を下げる場合、土間コンクリートにしておくと、簡易的な自転車置きなどのスペースとしても有効ですし、それだけでは少しさみしさを感じる場合は、タイルを貼ってもいいですね。おしゃれで、なおかつ掃除のしやすい場所になります。広くお庭としてのスペースがとれるのも、床面を下げた時のメリットです。お庭と同じ高さなので、より、お庭の中にいる感覚になります。この場合も、フルオープンのガーデンルームで、広々使えると、気持ちが良いことでしょう。

ルームの高さと、その外側の高さを意図的に決めることで、お庭の雰囲気、使い勝手などが変わります。自分が何を優先してルームという場所を使いたいのか。機能性なのか、見た目なのか。そして誰の為の何が出来る場所なのか。まずはルームを使ってどのような暮らしがしたいかをイメージし、それに沿ってガーデンルームのあるお庭のプランをしていくと良いでしょう。

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