かねや興業

テラス施工をお考えの方

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① テラス屋根とは

・テラス屋根の役割

テラス屋根の役割で一番大きなことはやはり、雨を防ぐということです。お庭に大きな傘を広げてその下で洗濯物を乾かすことができる、そんなイメージです。他にもテラス屋根は日差しの軽減もしてくれますので、日よけとしての存在意義もあります。テラスがついていれば、その下でバーベキューを楽しんだりお子さんのプールを広げて楽しむこともしやすくなります。ここ最近の夏場の暑さを考えるとウッドデッキなど熱を持ちやすい素材には特に必須おすすめアイテムとなります。

・テラス屋根で解決できる悩み

テラス屋根を付けられたいという方のナンバーワンの理由は、洗濯物を突然の雨から守りたいということがあげられます。屋根の素材やオプションを選べば日差し除けとして活躍してくれます。リビング前に取付ているとお隣さんの二階からの視線も防ぐことができるなんてことも考えられます。パネルを取り付けることで低いフェンスでも必要な部分だけ目隠ししてしまうことも可能です。自転車など置いておくためのスペースとしても活躍してくれますし、その形状を見ていただければお分かりだと思いますが、屋根が壁に接続されていて雨が入らないようになっています。屋根と壁の接続部分からも雨が入らないようにシーリング処理を施しますので雨は屋根材を伝って雨樋に入り地面に排出されます。前面パネルなどのオプションを取り付ければ、さらに雨よけ効果も絶大です。使い方やどんなものを選ぶのかでいろいろな機能を発揮させてくれる一家に一台のスペースと考えられます。

 ・テラス屋根があるとこんなに素敵

いいお天気の休日に家族揃ってお買い物、洗濯日和な朝だったのですが帰宅すると夕方突然来たと思われる夕立のせいでせっかく乾いた洗濯物がびしょ濡れ。なんて経験はありませんか。天気予報では天気が崩れるとは言っていなかった日でも、局地的な雨に見舞われてしまうということも実際あります。そんなときにテラスがあれば、テラスの屋根から吊り下げられた竿掛けに家族の洗濯物をずらっと干して出掛けてみましょう。テラスがあることで風通しのいい空間で洗濯物はしっかり干され、急な雷雨にも対応してくれます。これで心配しながらの帰宅が間逃れ家族でゆっくりお出かけしていられますね。
テラスは雨を防ぐだけではありません。屋根にも特徴があります。一般的にポリカーボネートというガラスの250倍もの強度がある素材で覆っているのですが、これが優れもの。紫外線をカットしてくれます。今出回っているポリカだと100%遮ってくれるようなものがほとんどです。お肌のシミ、そばかす、黒く焼ける日焼けの元となる紫外線。洗濯物を毎日のように干す奥様にとってもうれしいですね。お子さんがウッドデッキの上で遊んでいても安心です。午後にテラスの下で優雅にお茶を飲むのも気が楽です。そんな効果のある屋根材だから是非つけていただきたいのです。それに紫外線は屋根下だけでなくリビングへ差し込む太陽の光の紫外線をカットしてくれるので、フローリングやカーテンの日焼けも軽減してくれますから新築の家を大切に使うことも出来ますね。オプションの日除けを取り付ければまぶしい日差しも避けることができます。さらに、ポリカ屋根の他に熱線遮断、熱線吸収というタイプの屋根も販売されておりこちらも効果的です。何が普通のものと違うかと言いますと、漢字の如く、暑いなと感じる赤外線(熱線)を遮断もしくは吸収してくれるのです。とても簡単に言えばビニール傘を差すのか、日傘を差すのかという違いです。でも、先ほど日除けを取り付けて日差しの軽減が出来たと言いました。これも日傘の役割だろうと思われたかと思います。ですが、日よけの布はあくまでもまぶしさ軽減程度に考えておいていただけるとよいかと思います。ビニール傘を差しながら頭にハンカチを置いているようなイメージです。熱線遮断や熱線吸収のものは紫外線カット、熱線軽減両方を果たしてくれる効果的な存在です。夏のエアコン代の節約にだって一役かってくれますよ。
テラスの屋根は一般的にはリビング前に設置することが多いのですが、屋根は目線より上にあるから意味がないとお考えかも知れませんが、ご近所の2階や3階からとか近くのマンションの上の階から見れば洗濯物を干している姿やリビングでくつろいでいる姿などが丸見えになっていることもあります。そこに屋根が付いていれば目隠しになるということです。ポリカ屋根には色が付いているものやマット調(すりガラス調)のものもありますので、まず見えなくなります。上からだけでなく横(道路)からの視線が気になるという方には、前面パネルや側面パネルが効果的です。このパネルも屋根材と同じ素材でできていますので視線を遮ることは十分に可能です。
雨を避けることができるので物干しセットというオプションを付ければ洗濯物を干すことができます。また、テラス屋根の下に物干し台を置いて布団やバスタオルなどの重いものを干すこともできます。テラス屋根を設置したい方のほとんどがこの洗濯スペースが目的の方なのではないでしょうか。まずは、実物を見てみてみたり、付けている方にいろいろ聞いてみることもいいかもしれませんね。

② 間口のサイズを決める

次に皆さんが決めなければいけないことは、大きさの確定です。テラスの種類は様々ですがまずは共通して間口(まぐち)と言われる家側に取り付ける横幅を決定する必要があります。この際に一番多いのはリビングの掃き出し戸、引違い扉の上に付けたいからその幅という判断が多いと思います。一般的に間口は間=「けん」と呼ばれる寸法でカタログに表記されています。ご家庭の引違いは多くの場合1620㎜という寸法が多くそれを覆える1間が1800㎜程度となっています。ただこれでは吹き込みも防ぎきれませんし、洗濯物を干される方には竿掛けが両サイドはみ出てしまうような意味のないものになってしまいます。ですから、最低でも1.5間(2700㎜)のサイズより大きなサイズがおススメとなります。窓の大きな家も増えてきているのでサンガーデンエクステリアでよく出るサイズは2間(3600㎜)の商品が一番多いです。これ以上横へ広げていくことも可能です。2.5間までは屋根を支える柱が二本のものが多く、それ以上に横へ広げる際は適したサイズを隣りへくっ付けていくイメージで広げていくことが可能です。なので柱が三本、四本と増えます。もし前面パネルをお考えの場合は2間でも、真ん中にパネルを支えるための柱がきますので三本の場合もあります。

③ 柱の位置を決める

間口が決定したら次は、出幅(ではば)の決定です。出幅は尺=「しゃく」という単位で表現されることが多いです。1尺は約30センチだと考えてください。各メーカーさんによって実はこの寸法の取り決め、考え方が異なり若干ずつ違いがあるのでよくカタログを読んでいただくか、スタッフにお確かめください。

出幅の確定はリビング前にウッドデッキやタイルデッキなど付ける場合だと、柱と干渉しないかが大切です。干渉しても取り付けることが可能な寸法であれば問題がないのですが、施工上の問題で屋根とデッキがサイズぴったりとはいかない場合もあります。そんな時はどちらかを大きくしてください。目的に応じた判断ができるといいですね。

おすすめのサイズはデッキよりも1尺大きくしておくということです。ステップも含めた大きさに対してです。そうすれば、柱の干渉もほとんどありませんし大は小を兼ねるということで雨に濡れてしまうことも減ります。小さな傘を差すより大きな傘を差した方が濡れませんよね。

④ 屋根のカタチや素材

サイズと共に大切なのがデザインです。このデザインでも予算が違ってきます。天然の木で昔は作られていたことが多いテラスですが、その雰囲気を大切にしたいと木目調の素敵なものが各社メーカーから発売されています。ラッピング材と言われるアルミの柱や部材に木目調のはがれにくいシールを巻き付けてあるものです。色や剥がれに対しての対候性も考えられ作られているので安心して素敵な木目のあるデザインをご自宅に取り入れることができます。木調タイプを選ばれる場合は屋根の形はフラット、直線的な商品となります。ラッピング材は普通のアルミに一工夫しているわけですから定価はワンランク上となります。雰囲気よくテラスが欲しい方は妥協しないで選んでいただきたい一品です。

でも洗濯物を干す場所として人気のある屋根は実際アールがかったラウンド型タイプのアルミ単色の商品です。この商品が選ばれる理由としては、ラウンドしてきているので屋根の終わりが下がっていて降り込みがやや軽減できるということです。他にも、お隣さん側へ雨や雪の迷惑を掛けにくいのではないかということで選ばれています。雨といは標準装備として付いてはきますが、ゲリラ豪雨や雪融けからの落雪スピードのことを考えると気になる方はラウンド型を選ばれるといいかもしれません。

もう一つアルミの形材色でフラット型の商品もあります。こちらの特徴は、フラットなので斜めにカットすることが可能であるということがあげられます。真四角のお土地ならいいのですが斜めの場合もあります。そんな時に敷地に合わせて加工の自由性があるのがフラット型になります。何か障害物がある場合一部をカットして施工することも可能です。屋根がフラットなので壁面の取付位置がどうしても構造上低くなってしまう場合、ラウンド型だと屋根の勾配((こうばい)=水の流れを考えて付けてある斜めの角度)も下がってきますが、フラットの場合は低くなりすぎず見栄えが良くなります。何より定価設定がラウンド型よりもお値打ちになっているという点も見逃せません。

テラスを取り付けたい方の、理由、場所、デザイン性で予算も変わってきますので是非私たちプロに相談してみてください。数多くの現場を見てきたからこそ注意すべき点やいい商品の情報が聞き出せます。

⑤ 色選び

 

色選びのポイントをアドバイスしておきましょう。結構この色選びで悩まれるという方も多いのですが、そんな時は是非サッシの色を意識してみてください。木目調の場合は家のどこかで取り入れたであろう木の色と似せていくことがいいですよ。汚れを気にされる方は、車の選び方と同じでシルバー系の色を選んでおくのがポイントです。差し色で行くのか色調を合わせていくのかを決めれば必然的に選びやすくなると思います。屋根の色も選ばなければいけないときは、より何を効果的にしたいのかということで決まってきます。明るさをとるのか、暑さ軽減や日除けとしての効果を欲するのかで選びやすくなるので特徴を見極めましょう。

⑥ 施工の注意点

そうそう、根本的なお話になるのですが、意外な盲点としてよくあるのがテラスは外壁へ直接ビスと呼ばれる釘を打ち付けていきます。垂木掛けという部材を取り付けるためです。外壁に取り付けることをハウスメーカーさんや工務店さんの一部は遠慮してほしいといわれますので、そんな場合でもあきらめないでください。今は、独立タイプというものも発売されていたり、住宅側に鳥居(とりい)と呼ぶ枠を作ってそこへビスを打ち込み二本足を四本足にして取り付けたりと工夫次第で付けることが可能です。そんなこと知っていたという方はいいのですが、以前聞いた話であったのが、実際に取付方法をご存じなくて在宅中に工事をしてもらいいきなり外壁に取り付ける音がしてびっくりされたということでした。ご案内はしていても想像以上に音がしてびっくりなんてこともありますので、事前に知っておくこと、意外に説明してもらえていないことが多いことだと聞きますので、この場に書いておきますね。大切なことをきちっと伝えていくことがサンガーデンエクステリアの基本姿勢です。是非お悩みを相談しにご来店ください。一番いい方法で解決のお手伝いをしていきます。

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