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2023.01.10

エクステリアとは? 意味やエクステリアのポイントを詳しく解説!

建物の外観を指すエクステリア。エクステリアは住民や訪問者だけではなく、建物の前を歩く不特定多数の人に見られる場所であり、建物の印象を大きく左右する重要な場所です。
そこで今回は、エクステリアの概要やおしゃれに演出するためのエクステリアのポイント、成功事例3選などをご紹介します。

 

■そもそも「エクステリア」って何?

エクステリアとは、家の内部の装飾を表す「インテリア」と対をなす言葉で、建物の外周りの装飾全体を指します。庭やアプローチ、塀、照明、カーポート、門扉、フェンスといった設備も含まれます。
建物を建てる際、インテリアにこだわる方が多いですが、エクステリアは他の人から見られる機会の多い箇所であるため、家の中に入る人に見られるインテリアとともに、特に重視しなければなりません。
本記事で、エクステリアの種類やおしゃれに見せるポイントを知り、建物の外観もおしゃれに演出しましょう。

エクステリアと外構は何が違う?

エクステリアと混同されがちなものが外構です。しかし、外構とエクステリアは異なる意味を持つ言葉であるため、混同しないようにそれぞれの意味を確認しましょう。
まず、エクステリアは外回りの装飾全体を指す言葉です。一方で、外構は主に門やフェンスなどの防犯や目隠しなど、建物の外側にある構造物のことを指します。外構はエクステリアの一部であり、厳密にはエクステリアと外構は異なります。

エクステリアの重要性って?

インテリア同様、エクステリアも建物を建てる上で非常に重要です。エクステリアが重要な理由は、建物の見た目や防犯性のためです。
まず、エクステリアは建物の見た目を左右します。そのため、インテリアにこだわって建物の中はおしゃれにしても、エクステリアを疎かにしていると家全体の印象が悪く見えます。インテリアは家に入る人のみが見ますが、エクステリアは建物の前を通る人が見るため、不特定多数の人に見られてもおしゃれに見えるように、エクステリアにこだわりましょう。

また、エクステリアにこだわることで防犯にもつながります。柵や防犯カメラの設置、常緑樹を植えるなどの工夫をして防犯対策もしましょう。
このように、エクステリアをうまく作り上げることで生活の質や満足度が上がります。エクステリアは、理想のライフスタイルを作り上げるための重要な要素です。

 

■エクステリアを構成するおもな構造物

エクステリアは、主に以下の構造物で構成されています。

  • 門扉
  • フェンス、ブロック塀
  • アプローチ
  • テラスやデッキ
  • カーポート、ガレージ
  • 照明
  • 植栽

それぞれの構造物について詳しくご紹介します。

①家の顔「門扉」

門扉とは、道路と建物の間に取り付ける扉です。材質はアルミや木材などがあり、開閉方法も両開き・片開きのものやスライド式など、さまざまな種類が存在します。材質の選び方によって雰囲気が大きく異なるため、希望するイメージに合う材質の門扉を選びましょう。また、両開きや方開きは前後に、スライド式は左右にスペースが必要となるため、スペースに合う開閉方法を選ぶことも大切です。

さらに、門扉の左右に取り付けられている柱を「門柱」といいます。門柱には表札やインターフォン、ポストなどを備えることが一般的で、最近では宅配ポストを構える住宅も増えました。

門扉や門柱は、家の顔とも呼べる構造物であり、家の雰囲気を大きく左右します。イメージやスペースに合った門扉や門柱を慎重に選びましょう。

②防犯にも役立つ「フェンス・ブロック塀」

フェンスやブロック塀は、門扉同様外観を左右する重要な構造物ですが、不審者の侵入や子ども・ペットなどの飛び出しを防ぐ役割や、目隠しとしての役割もあります。
ただし、フェンスとブロック塀にはそれぞれメリットとデメリットがあります。まず、フェンスは開放感を得られるというメリットがありますが、目隠しとしての効果は低いです。一方で、ブロック塀は目隠しとしての効果は高いものの、高く積みすぎてしまうと圧迫感が生じます。
フェンスやブロック塀は建物の印象を大きく左右するため、目的と見た目を考慮して検討しましょう。

③玄関までの通路「アプローチ」

アプローチとは、門扉から玄関までをつなぐ通路のことです。コンクリートやタイル、レンガ、インターロッキングなど複数の素材が使われ、選択肢が多いという特徴があります。選択肢次第で雰囲気が大きく変わるため、門扉や建物の外観などを考慮して統一感のある素材やデザインを選びましょう。

また、プライバシー確保も重要です。門扉からの目線を考慮したアプローチにして、プライバシーを確保しましょう。ほかにも、凹凸のつまずきに注意したり、自転車を置くスペースの確保、車椅子が通れるスペースの確保など、実用性も考慮しましょう。

④エクステリアの方向性を決める「テラス・デッキ」

テラスとデッキは、家のリビングと空間的に繋がっていることから、外のリビングとも呼ばれている構造物です。デッキとテラスの違いとして、デッキは室内の床の高さと同じであるのに対し、テラスは庭より一段高い台のことを指します。
子供やペットと外で遊んだり、バーベキューをしたりなど、家族の団らんやくつろぎの場として活躍するエクステリアです。そのため、取り入れる目的を考慮してサイズを検討するようにしましょう。

また、サイズとともにメンテナンス性も考慮します。なぜなら、メンテナンス性を考慮しないと長持ちしないからです。素材によっては汚れが落ちにくかったり、カビが生えてしまったりする場合があります。メンテナンスしやすいものを選び、長期間使い続けられるようにしましょう。

さらに、テラスにガラス張りの天井や壁を設けてサンルームとして活用する方法もあります。利用目的やメンテナンス性を考慮し、自由にテラスやデッキを設置しましょう。

⑤愛車を守る「カーポート・ガレージ」

車を所有している場合や今後所有する可能性がある場合は、カーポートやガレージも必要です。
カーポートとは屋根と柱のみの簡易的な車庫のこと、ガレージとは車を収納する構造物のことです。カーポートとガレージは、愛車の安全性や耐久性を確保することができますが、高い安全性や耐久性を確保したい場合はガレージを選びましょう。
なお、カーポートやガレージの選び方は道路の接し方や耐雪量、防火・準防火地域かなどによって異なります。どのように選べば良いかわからない場合は、施工会社と相談しながら選ぶことをおすすめします。

⑥雰囲気を演出する「照明」

照明はエクステリアを照らし、昼とは違った雰囲気を与えられます。玄関や門扉に設置する場合が多いですが、玄関や門扉以外にもシンボルツリーを照らすなど、間接照明やスポット照明をうまく組み込むように意識しましょう。照明がある場合とない場合で、夜間の外観の雰囲気が大きく異なります。
また、照明の設置は安全性や防犯性においても重要です。なぜなら、照明がない住宅は侵入しても周りに気付かれにくく、空き巣に入られやすいからです。また、夜間の帰宅時に足元を照らすことで、安全性も高められます。
このように、夜間の外観の雰囲気や安全性、防犯性を考慮して証明を設置しましょう。

⑦家を見守る「植栽」

最後に、植栽を設置する人も多いです。エクステリアに四季を彩る樹木や草木があることで、家族や見た人にとっての癒しになります。また、シンボルツリーを植えると、家族とともに成長を見守ることもできるなど、さまざまなメリットがあります。必ず必要な構造物ではありませんが、エクステリアに緑が追加するだけで柔らかい雰囲気になるためおすすめです。
ただし、植栽を設置する際は落ち葉や根っこ、害虫などに注意しましょう。特に、大きな樹木は自宅だけではなく、外にも落ち葉が落ちる可能性があるため、こまめに掃除するなど近所への配慮が必要です。

 

■センスよくエクステリアを演出するポイント

エクステリアによって、建物のイメージは大きく変わります。センスよくエクステリアを演出するために、エクステリア選びでは以下のポイントを意識しましょう。

  • イメージを明確にしておく
  • ゾーニングでエリア分けをする
  • 機能性やデザイン性のバランスを意識する

それぞれのポイントについて詳しく解説します。

まずはイメージを明確に!

エクステリアを選ぶ前に、まずはどのような外観にしたいのか、エクステリアをどう使いたいのかなど、イメージを明確にしましょう。イメージを持つ際は、単におしゃれな見た目のみを優先するのではなく、実用性も意識することが大切です。
例えば、今後のライフスタイルにおいて駐輪・駐車スペースは必要か、必要な場合は何台分必要かを検討します。ほかにも、テラスでは何をするか(洗濯、家族団らん、子どもの遊び場など)についても検討し、用途に合ったデザインや素材のものを選びます。

ゾーニングでエリア分け

明確なイメージができたら、ゾーニングでエリア分けをします。なお、ゾーニングとは敷地の用途や導線など、空間的なデザインをしながらエリア分けをすることです。
外構のゾーニングでは、「アプローチ」「駐車・駐輪スペース」「プライベートゾーン」「サービスヤード」の4つのエリアに分けます。「アプローチ」は家の顔となる部分であり、外からの見た目も考えてのデザインが重要です。「駐車・駐輪スペースは」車や自転車の台数、出し入れのしやすさを、「プライベートゾーン」はガーデニングや子どもの遊び場などの用途を考慮しましょう。さらに、「サービスヤード」は物干し場所やゴミ置き場などの作業スペース、家事の動線を考慮しましょう。

機能性・デザイン性のバランスが重要

最後に、機能性やデザイン性のバランスも重視します。例えば、長く住み続ける住宅では生活する上での動線や手入れのしやすさなどの機能性が重要です。どのような配置にすれば洗濯しやすいのか、子供が外で遊ぶ場合に芝生を設置するのか、テラスはメンテナンスしやすいかなどが、生活する上での動線や手入れのしやすさになります。
また、防犯性を考慮することも大切です。夜間は照明を付ける、外から侵入されにくい外壁の高さにする、防犯カメラを設置するなど、防犯性も考慮してください。
このように、機能性や防犯性を考慮した上で、建物の外観や周囲の景観と調和するデザインを考えるようにしましょう。

 

■3つのエクステリアデザインの種類

エクステリアデザインは、大別してオープンデザイン・セミオープンドデザイン・クローズドデザインの3種類があります。ここからは、それぞれのデザインの特徴をご紹介します。

オープンデザイン

オープンデザインとは、フェンスや塀、門扉で建物を囲い込まない開放的なデザインのことです。門扉を設置しないため、門まわりに設置する表札やインターフォンをつけるための門柱、ポストなども大きくせず、必要最低限のサイズを設置します。フェンスや塀、門扉などを設置しないため、十分なスペースを確保しにくい家や、開放感のあるデザインにこだわった家におすすめです。

セミオープンドデザイン

セミオープンドデザインとは、低いフェンスや塀を使用、あるいは部分によって囲いを作らないことで、閉鎖的な部分と開放的な部分を作るデザインのことです。オープンデザインとクローズドデザインを組み合わせたデザインであり、自由度が高いことからイメージ通りのエクステリアを演出しやすいという特徴があります。
オープンデザインとクローズドデザインの使い分けとしては、プライバシーの気になる部分はクローズドデザイン、景色を楽しみたい部分はオープンデザインにするといった方法がおすすめです。また、最近では防犯性やプライバシーの確保を考慮しつつ、建物全体が隠れないように低いフェンスや塀を設置するセミオープンドデザインも人気です。

クローズドデザイン

クローズドデザインとは、建物をフェンスや塀で全て囲い込んだデザインのことです。3種類のエクステリアデザインの中で最もプライバシーが守られるデザインであり、プライバシーを重視する人におすすめです。一方で、庭に不審者が侵入した場合、外壁によって外から不審者が発見されにくいため防犯性は低く、防犯カメラやセンサーの設置などの対策をしなければなりません。また、敷地が狭い住宅では、圧迫感が出てさらに狭く感じる点もクローズドデザインのデメリットです。

しかし、クローズドデザインはプライバシー保護ができ、素材やデザインの選び方によっては高級感を演出できます。十分なスペースがある住宅は、防犯対策を徹底しながらクローズドデザインで高級感を演出することもおすすめです。

 

■エクステリアのイメージスタイルと成功事例3選

ここまで、エクステリアの概要とポイントをご紹介しました。最後に、エクステリアのイメージスタイルを、成功事例3選とともにご紹介します。イメージスタイルと成功事例を参考に、理想のエクステリアを建設しましょう。

① シンプルモダン

シンプルで清潔感のある雰囲気のエクステリアにしたい方は、シンプルモダンがおすすめです。シンプルモダンとは、直線的・無機質・シンプルなデザインのことで、無駄がなく清潔感のある雰囲気を演出できます。ただし、シンプルだからこそ冷たい印象を与えやすいので、冷たい印象を和らげるために緑を取り入れると美しさが引き立ちます。

そんなシンプルモダンでご紹介する施工事例は、以下の事例です。以下の事例は、雑草のお手入れを楽にしたいというご相談から、土間コンクリートを採用しました。グレーの外壁と統一感のある土間コンクリートにしたことでシンプルモダンな雰囲気を演出しており、かつ全体に土間コンクリートを敷いたことでお悩みの雑草のお手入れを楽にしました。

② ナチュラルモダン

ナチュラルで温かみのあるデザインにしたい方は、ナチュラルモダンがおすすめです。ナチュラルモダンは石、レンガ、木材などの自然素材を使用することで、ナチュラルかつあたたかな雰囲気を演出できます。また、長期間使用することで味わいを増し、同じ素材でありながら時間の経過とともに異なる雰囲気になります。

そんなナチュラルモダンでご紹介する施工事例は以下の通りです。シンプルモダンと同じく土間コンクリートを使用していますが、以下では直線と曲線を使用した優しい目地の土間コンクリートを使用することで、ナチュラルモダンに仕上げています。外壁と統一感を出し、ブラウンの温かみが特徴的です。

③ 和風モダン

和風の住宅を建てたい方は、和風モダンがおすすめです。和風モダンとは、日本庭園の雰囲気を現代風にアレンジして取り入れたデザインのことです。モノトーンの敷石や砂利玉を敷くことが多く、日本ならではのデザインを楽しめます。
四季を感じる植栽を取り入れると、より和風のイメージを強調できるためおすすめです。

そんな和風モダンでご紹介する施工事例は以下の通りです。既に敷いてあった砂利を活かし、玄関前を乱形貼りにしたことで一気に和風モダンな雰囲気になりました。植栽は時期によって植え替えられるため、日本ならではの四季を楽しめるデザインも特徴です。

 

■おしゃれなエクステリアで魅力的なお家づくり!

エクステリアは住宅の見た目であり、不特定多数の人に見られる重要な部分です。機能性や防犯性、プライバシーを考慮しつつ、素材やデザインから理想通りのエクステリアで魅力的な住宅にしましょう。

おしゃれなエクステリアでイメージ通りの住宅に仕上げたい場合は、ぜひ「サンガーデンエクステリア」にご依頼ください。サンガーデンエクステリアは、地元岐阜県多治見市、可児市、恵那市を中心に、東濃エリアで外構工事を承っています。2,000件以上の施工事例を誇り、豊富な経験と知識でイメージ通りのエクステリアをご提案致します。
新築外構はもちろん、エクステリアのリフォームもサンガーデンエクステリアにお任せください。

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