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2023.01.10

目隠しフェンスの外構工事の費用相場はいくら?種類と施工事例も紹介

「目隠しフェンスの設置を検討しているのだけれど、工事ってどのくらいかかるの?」「実際の目隠しフェンスの施工事例が見てみたい」など、目隠しフェンスの設置をお考えの方の中には、悩みや疑問があるという方もいらっしゃるのではないでしょうか。今回は、このような要望についてお応えします。

この記事では、目隠しフェンスの外構工事の費用相場、目隠しフェンスの種類と施工事例について解説します。また、信頼できる外構工事業者の選び方のご紹介もします。ぜひ最後までお読みください。

 

■目隠しフェンスとは?メリット・デメリット

目隠しフェンスとは、家の外からの視線を隠すための背の高いフェンスのことです。住宅の道路沿に面している側の部分や、隣の家との間などに取り付けます。

目隠しフェンスを利用するメリットは、外からの視線をシャットアウトできることです。洗濯物などを通行人に見られる心配がなく、プライベートな空間を守ることができます。

一方で目隠しフェンスのデメリットは、日当たりや風通しが悪くなることです。また、圧迫感を感じるというデメリットもあります。

 

■目隠しフェンスの種類と費用相場

目隠しフェンスの種類と費用相場について解説します。また、実際の目隠しフェンスの施工事例もご紹介します。

目隠しフェンスの種類

目隠しフェンスの種類は大きく分けて以下の5つです。

  • アルミフェンス
  • ウッドフェンス
  • 木目調の樹脂製フェンス
  • 人工竹垣フェンス
  • 鋳物フェンス

それぞれ詳しく解説します。

アルミフェンス

アルミフェンスの特徴は、軽くて圧迫感がないことです。軽いので大きなフェンスでも施工性が高く、大がかりな工事は不要で簡単に設置できます。サビや腐食にも強く、10年使用してもきれいな状態を保てるので外構に向いている素材です。

天然木のフェンス

ウッドフェンスの特徴は、他のフェンスと比べて暖かみがあり、デザイン性に優れている点です。植物が映えやすい色をしているため、庭などの緑が多い場所に最適です。
一方で、耐久性が低いというデメリットもあります。

木目調の樹脂製フェンス

木目調の樹脂製フェンスの特徴は、ウッドフェンスよりも耐久性が高いことです。樹脂は雨水に強く腐りにくく、経年劣化や変色しにくい特徴があります。また害虫の被害やヒビ割れの心配もないので、安心して長く使える素材です。
一方でウッドフェンスに比べると、費用が高いというデメリットがあります。
また、樹脂製なので伸縮があり、施工状況や商品の特性として伸縮による板外れやたわみが発生することがあります。メーカー側も認知している特徴なので一般的にアフターケアで修理してもらえることが多いですが、外れることがあると覚えておきましょう。木目の再現はしてありますが、つるっとした表面が気になる方もいるかもしれません。表面に凹凸加工がしてある商品もありますので、サンプル等を見させてもらえると納得しやすい商品です。

人工竹垣フェンス

人工竹垣フェンスの特徴は、プラ竹と呼ばれる人工素材の竹材とアルミ製の部材を組み上げたものです。対候性や耐久性に優れており、天然材と区別が付かないほどの見た目になっています。高さ1800mmのものは目隠しになり、和風のお庭に最適です

鋳物フェンス

鋳物フェンスの特徴は、独特のデザインと重厚感があることです。ヨーロピアン雰囲気のガーデニングに最適です。
一方で、コストが高いというデメリットがあります。また鋳物フェンスはデザイン性は高いですが、目隠し効果はありません。

目隠しフェンスの設置費用の相場

  1メートルあたり 10メートルあたり
アルミフェンス 約12,500円〜30,000円 約130,000円〜270,000円
ウッドフェンス 約25,000円〜40,000円 約250,000円〜400,000円

目隠しフェンス(素材)の費用相場は、アルミ製の場合で1メートルあたり約12,500円〜30,000円。横に10メートルのフェンスを設置する場合は、約130,000円〜270,000円かかります。
木製の場合で1メートルあたり約25,000円〜40,000円。横に10メートルのフェンスを設置する場合は、約250,000円〜400,000円かかります。
コストを抑えたい場合は、アルミやスチール製のフェンスを選んでください。

また施工費はフェンスの種類にもよりますが、1mあたり約10,000円~60,000円前後が目安です。なお、工事を依頼する業者や設置スペースの広さ・高さなどによって異なるので注意が必要です。

 

目隠しフェンスの施工事例

実際の目隠しフェンスの施工事例は下記のページで確認できます。

> おしゃれな目隠しフェンス施工事例(写真付き)

実際の相談内容と施工内容(メーカーやサイズなど)、提案から完成までのビフォー・アフターが写真付きで確認できます。ぜひ参考にしてください。

 

■目隠しフェンスの選び方と設置の注意点

目隠しフェンスの選び方と、設置工事の際に注意すべきポイントについて解説します。
また、設置費用を安く抑える方法もご紹介します。

目隠しフェンスの選び方

目隠しフェンスを選ぶ際は、以下のポイント4つを抑えましょう。

  • 最適な高さ
  • 設置範囲
  • 日当たりや風通し
  • デザインや素材

それぞれ詳しく内容を解説します。

最適な高さ

プライバシー保護のため目隠しフェンスにする場合の最適な高さは、180〜200cm前後です。ブロック塀の上に設置する場合は、一般的には柱の太さも考慮し、120㎝までのフェンスが取り付け可能です。種類によっては140㎝などの物もありますが、多くの商品は120㎝です。また防犯対策を重視するのであれば、侵入者が完全に隠れてしまわないよう、140〜180cmほどの高さのフェンスが最適です。

注意点として、敷地と道路に高低差があるとフェンス設置イメージと異なる可能性があるため、道路側からの高さを基準にしましょう。
フェンスの最適な高さは人によって感じ方が異なるため、外構工事業者に相談してみるのがおすすめです。

設置範囲

目隠しフェンスをどの範囲に設置するべきなのかを決めましょう。設置場所が決まっていない場合、用途に合わない使い方をしてしまうと費用がもったいないからです。

設置場所の例として、庭に面したリビングの前、道路との境界線、駐車場、玄関や勝手口付近、お風呂場付近などがあります。部分的に設置する場合と、家全体に設置するのでは雰囲気が大きく変わるので、適切にフェンスの設置範囲を決めましょう。

日当たりや風通し

目隠しフェンスを選ぶ際は、日当たりや風通しの確認が大切です。背が高い目隠しフェンスは、取り付ける位置や方角によっては家の中の日当たりや風通しを妨害してしまいます。通気性がよく、太陽の光をあまり遮らないタイプのフェンスを選びましょう。

デザインや素材

フェンスを外から眺めたときに、違和感や圧迫感のないデザインや素材のフェンスを選びましょう。フェンスは家の外観に影響を及ぼすため、暗いカラーや重厚感のあるデザインを選ぶと、敷地内が狭くみえてしまう場合があります。また、フェンスの素材や高さによっては圧迫感が出るので注意が必要です。
目隠しフェンスのデザインには、表と裏があります。 施工の際は、表面(きれいな面)が道路側、裏面(簡素なデザイン)が家側となるので、思っていたイメージと違うということの無いようよく理解しておく必要があります。

 

設置工事の際に注意すべきポイント

フェンスの設置工事をする際、希望通りにフェンスを設置できない場合があるので注意が必要です。

  • 隣地との境目が明確でない場合
  • 既設のコンクリートブロックがある場合
  • 既設の境界塀がある場合

それぞれ詳しく注意点を解説します。

隣地との境目が明確でない場合

お隣の家との間や道路の境目に、境界杭など境目となる目印がない場合は注意が必要です。お隣の家の所有者と事前に話し合いをせず工事を開始してしまうと、法的なトラブルになるリスクがあります。フェンスの設置工事前に、挨拶をかねて境界線の確認をしておきましょう。不動産を購入した際の所有地の図面などを確認しながら細かいチェックをすることで、隣地との境目トラブルを防ぐことができます。もし、杭の位置があいまいになっている場合は、土地家屋調査士へ依頼をして明確化しましょう。

既存のコンクリートブロックがある場合

現在あるコンクリートブロックを利用してフェンスを設置したい場合は、強度や安全面の確認をとる必要があります。既存コンクリートブロックの上から、1.2mまでの高さのフェンスであれば安全に設置可能です。もし1.2m以上の高さがあるフェンスを設置したい場合は、コンクリートブロックは利用できません(フェンス用に独立した基礎の土台が必要です)。
また、コンクリートブロックを既存コンクリートブロックの上にさらに積み重ねることは、強度の問題や安全面から設置することをお勧めできません。アンカーで固定し段数を増やすことはできますが、風通しの良いフェンスや重量の無いもの以外の場合はよく検討が必要です。既存のコンクリートブロックの劣化がある場合も、強度の問題や安全面からフェンス設置は不可能です。

既存の境界塀がある場合

現在ある境界塀ギリギリにフェンスを設置したい場合は、基礎が地中ではり出していると設置できません。少し内側にフェンスを設置することで、敷地からはみ出すことがなくなるため安心です。
敷地図面を確認しながら、フェンスの面が敷地からはみ出ないよう注意して設置しましょう。

 

設置費用を抑える方法

目隠しフェンスの設置費用を抑える方法は、以下の3つです。

  • 低価格な素材を購入してDIYする
  • シンプルなタイプを選ぶ
  • 外構工事業者に依頼する

それぞれ詳しく内容を解説します。

低価格な素材を購入してDIYする

ホームセンターやネットショップなどで低価格なフェンスを購入すれば、業者に依頼するよりもお得に目隠しフェンスを手に入れることができます。支柱を地中深く埋める必要がないフェンスであれば、DIYすることは可能です。

ただし、DIYでフェンスを設置する場合は、失敗したときの責任や費用をすべて自分で負担しなくてはなりません。

またトータルで費用が高くつく場合もあり、最初から業者に依頼したほうが費用を抑えられるケースもあります。DIYでフェンスを設置するのはリスクがあることを覚悟したうえで、工事を行いましょう。
また、フェンスだけ自分で購入して工事は業者に任せる方法はおすすめしません。なぜなら、業者からフェンスの購入込みで工事を依頼しないと、施工後のアフターサービスがつかない場合があるからです。さらに、発注ミスなどで部品が不足していたりした場合は、職人さんの日当が余分に発生することもあります。業者を利用する場合は、商品と工事をセットで依頼しましょう。

シンプルなタイプを選ぶ

設置するフェンスをシンプルなタイプにすることで、工事費用を抑えることができます。
デザインが複雑になればなるほど材料費と工事の手間がかかり、フェンスの本体価格は高くなる傾向です。
設置費用を抑えるためには、複数の素材を組み合わせるものなどを使用せず、できるだけ簡易な素材やメーカーで、シンプルなデザインを選択することがおすすめです。

外構工事業者に依頼する

住宅メーカーでは、請け負った工事を下請け業者に発注し、最後に職人に仕事が発注されるといった仕組みになっています。外構工事業者に依頼することで、中間マージン(10%〜30%の上乗せ金額)の発生を抑えることができます。
外構工事業者であれば下請け業者が入らないため、作業のクオリティはそのままに設置費用を抑えることができるのでおすすめです。

 

■信頼できる外構工事業者の選び方

信頼できる外構工事業者の選び方は、以下の6つです。

  • 取り扱いメーカーの豊富さで選ぶ
  • 信頼できる営業担当者がいるか
  • 店舗が明確であるか
  • 施工実績で選ぶ
  • アフターメンテナンスと工事保証で選ぶ
  • 見積もりのはやさで選ぶ

それぞれ詳しく内容を解説します。

取り扱いメーカーの豊富さで選ぶ

外構工事業者を選ぶ際には、エクステリアの一流メーカーの商材を幅広く取り扱っていることが重要です。エクステリアの一流メーカーには、三協アルミ、LIXIL、YKK、四国化成、ユニソン、タカショー、Panasonicなどがあります。
好みのデザインや価格のフェンスを見つけるために、取り扱いメーカーが豊富な業者を選びましょう。

信頼できる営業担当者がいるか

優良な外構工事業者には、顧客から丁寧に状況や要望をヒアリングし、希望に沿ったプランを提案してくれる営業担当者がいます。外構の知識がないと、新築物件の外構工事やリフォームで庭の特性や好みに合ったエクステリア製品を選ぶことは難しいです。だからこそ、知識や経験豊富な信頼できる営業担当者に提案してもらう必要があります。
信頼できるスタッフであるか見分けるために、顧客に対して横柄な態度を取ったり、不自然に丁寧な対応をするなど、違和感がないかを確認しましょう。
初めての外構工事も安心して相談できる、そんな担当者がいる業者を選びましょう。

店舗が明確であるか

店舗が明確であるということは、業者選びの重要なポイントです。お店があるということはしっかりと相談や対応をしている証拠になります。店舗で展示品をみることで、フェンスの表裏も確認できますし、パースなどのイラスト、CGなどイメージが付きやすくなります。カラーが似合うかどうかなど、イメージしたものをミスなく後悔のないように施工してもらうために、意思疎通ができていることが大切です。
店舗の掃除や屋外の雑草など清潔にしていたり、新しいカタログそろっているかというような小さなことも業者選びの大切なポイントです。

施工実績で選ぶ

外構工事業者を選ぶ際には、必ず過去の施工実績を確認するようにしましょう。なぜなら、施工実績の多さは施工技術の高さにつながるからです。業者のホームページから、施工事例〇〇件以上という実績を確認できます。テレビCMでよく名前を聞いたり、価格が安いからという理由だけで業者選びをしないよう注意しましょう。
また、業者によっては得意分野以外の知識が不足している場合もあるため、フェンスの施工実績数もしっかりとチェックしましょう。

アフターフォローと工事保証で選ぶ

フェンス設置は、工事が完了したら終わりというわけではありません。取付不良の場合はアフターフォローで工事保証の対象になることがあります。工事保証がついていることで、無償での補修及び部品の取替え、割引価格でメンテナンスをしてもらえます。そのため、アフターフォローと工事保証がしっかりついている業者を選ぶことが重要です。

フェンスの管理は家に住み続ける限り長く続くので、外構工事業者を選ぶ際は、安さだけでなく長くつき合えて信頼できる業者を選びましょう。

見積もりのはやさで選ぶ

打ち合わせから見積もり完成がはやい業者を選びましょう。エクステリア工事の見積は、どの業者でも2週間程度かかるのが一般的です。いち早くプランや予算を知ることができれば、計画が立てやすくなります。
初回の打ち合わせから、最速当日〜1週間以内に見積りやプランを提案してくれる業者がおすすめです。

 

■まとめ

目隠しフェンスの外構工事の費用相場、目隠しフェンスの種類と施工事例、信頼できる外構工事業者の選び方について詳しく解説しました。
目隠しフェンスの設置費用の目安は各業者によって異なるので、事前にお問い合わせすると良いでしょう。本記事を参考に目隠しフェンスの設置工事を検討してみようと思った方は、信頼できる外構工事業者に工事してもらうことをおすすめします。

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