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2023.01.10

外構工事の駐車場にかかる費用相場はいくら?コンクリートの施工事例も紹介

「駐車場の設置を検討しているのだけど、できるだけ費用を抑えたい」「コンクリートの駐車場にした場合どのくらいかかるの?」「実際の駐車場の施工事例を知りたい」このように駐車場の外構工事をお考えの方の中には、悩みや疑問をお持ちの方もいらっしゃるでしょう。

今回の記事では、駐車場工事の費用相場、コンクリートにした場合の施工事例、安心して外構工事を依頼できる業者の特徴をご紹介します。駐車場の外構工事をしたいという方は、ぜひ最後までお読みください。

 

■駐車場の種類と費用相場

駐車場の種類と費用相場について解説します。また、実際の駐車場の施工事例もご紹介します。

駐車場の種類

駐車場の種類は大きく分けて以下の3つです。

  • 舗装のみ
  • カーポートも設置
  • ガレージで囲う

それぞれ詳しく解説します。

舗装のみ

舗装をした駐車場の最大のメリットは、費用を最低限に抑えられることです。駐車場工事は、台数や、施工内容が増えれば増えるほど金額も増加します。車を駐車できるスペースの舗装だけなら、少ない費用での施工が可能です。

駐車スペースが明確になり、カーポートやゲート、ガレージなどの設置がなければ開放的に感じますし、車の出し入れが楽です。家の敷地を見渡しやすいため、侵入した人間に気づきやすくなるという防犯上のメリットもあります。
一方で、雨や風など自然現象の影響を受けやすいのがデメリットです。車の乗り降りの際に濡れてしまい、夏場は直射日光で車内が高温になってしまいます。

カーポートも設置

カーポートにも様々な種類があり柱の設置形式は、片側・両側・後方など様々なので、駐車場に合わせて使い分けることができます。

カーポートのメリットは、雨や紫外線、鳥のフン等を防げることです。屋根が直射日光を遮るので、車内の温度も上がりにくくなります。また、柱と屋根のみで簡易的に構成されているため、ガレージなどに比べて安価な場合が多いのも特徴です。さらに、カーポートは大きさ(1台用や2台用)や形(アーチ形やフラット形)など選べる種類がとても多く、選択の幅が広いというメリットもあります。
一般的に北側玄関が多いため、光を通さないタイプのカーポートを選んだ場合は、暗く感じてしまうことがあるかもしれません。

ガレージで囲う

ガレージは、前面を除く3方向の壁とシャッター、屋根で車を囲う駐車場です。シャッターには電動のものと手動の物があるのでどちらにするかもポイントです。

ガレージのメリットは、大切な車を風雨などから守ることができる点です。また、前面にシャッターを導入することで、車にいたずらをされる等の防犯対策ができます。さらに、駐車場として使うだけでなく、車の整備や趣味のためのプライベート空間として活用することもできるのです。

一方で、カーポートに比べて費用がかかるというデメリットがあります。ガレージはブロックや布基礎で建てるための基礎を作る必要があるため、工事の工程や費用が多くかかります。

駐車場の工事費用の相場

タイプ 1台分 2台分
舗装のみ 約200,000円〜300,000円 約300,000円〜

カーポート
(アーチ形)

約200,000円〜250,000円 約500,000円〜

カーポート
(フラット形)

約250,000円~800,000円 約700,000円~
ガレージ 約600,000円〜 約1,200,000円〜

舗装をした駐車場1台分の工事費用の相場は、約200,000円〜300,000円です。カーポートやガレージを設置すると、追加で費用がかかります。
上記金額はあくまでも概算なので、正確な金額は実際に現場調査して見積りをしなければ算出できません(現場によって作業効率や工事の内容が異なるためです)。
正確な金額を知りたい場合は、外構工事業者に現場を見てもらうのがおすすめです。
なお、一台用のカーポートで80万円とあるのは特殊なデザインの商品などでかかる費用です。例えばオールアルミの屋根であったり柱の支える位置などが影響します。さらに防火地域では不燃材の屋根を使う必要などがあるためコストは高くなるので注意が必要です。

駐車場の地面に使う材質の種類

駐車場の地面に使う材質の種類は、大きく分けて以下の3つです。

  • 砂利(砕石)
  • アスファルト
  • コンクリート

それぞれ特徴を詳しく解説します。

砂利(砕石)

不陸(凹凸のある地面)を整地して砂利を敷いた駐車場です。また、砕石(サイセキ:石を砕き、角を尖らせ基礎として固まりやすくなったもの)も駐車場の地面としてよく使用されます。砂利(砕石)は屋外の舗装のみの駐車場や、カーポートを設置した駐車場に採用されることが多いです。

砂利や砕石は安価な材料なので、工事の手間がかからない点がメリットです。さらに、将来的に駐車場を撤去して別のスペースに活用したい場合は、撤去が容易にできます。

一方で砂利は細かい粒だとタイヤの溝に挟まってしまったり、タイヤが通ったときに砂利が跳ねて車を傷つけてしまったり、使っているうちに地面が沈んでいってしまうデメリットがあります。砂利の飛び散り対策として、道路側はコンクリート舗装をして道路へ出てしまう砂利を敷地内に留める工夫や、タイヤの部分だけ舗装してコストを抑える方法もあります。また、雑草の除去や定期的な砂利の追加などメンテナンスも必要です。

アスファルト

アスファルトは、道路や店舗の駐車場です。アスファルトの駐車場のメリットは、工期が短いことです。一週間程度養生(車両を乗り入れないでおく期間)する必要のあるコンクリートに比べて、アスファルトは数時間で硬化するので、コンクリートのように養生期間を設けることが難しいという方におすすめです。さらに、アスファルトは滑りづらく、すぐに水分が飛ぶため、水たまりも起こりづらく、駐車やメンテナンスが楽という特徴があります。

一方で、アスファルトは狭い面積だと費用が高くつく点と、削れやすく耐久性に劣るため、定期的なメンテナンスが必要というのがデメリットです。ランニングコストが高くついてしまう可能性があるため、導入の際には注意してください。また、同じ位置にずっと車が止まったり、物を置いているとへこんだりしてしまうことがあるため、注意が必要です。

コンクリート

コンクリートは、セメント、水、細骨材、粗骨材、混和材料を混ぜ込んだ素材の駐車場です。見た目がシンプルですっきりしており、タイヤの通り道にコンクリートを設置し、そのまわりに砂利を入れ込むというデザイン性を重視した駐車場も増えています。

コンクリート駐車場のメリットは、メンテナンス性と耐久性が高いことです。雑草等を除去する必要がないし、ほうきや水での掃除がしやすく、経年劣化に耐えて50年~100年程度使える耐久性をもっています。また、他の舗装方法(乱形石張りや洗い出し舗装、タイルなど)も取り入れることでさらにデザイン性が高い理想の駐車場やお庭をつくることができます。

一方で夏は高温になりやすく、太陽光を反射し照り返しを起こしてしまうのがデメリットです。

駐車場への防犯対策方法

駐車場の入り口は、車の防犯の面を気にされる方にとっては何か策を講じておくことが必要不可欠です。駐車場の入り口を閉じる方法は、大きく分けて以下の3つです。

  • チェーン
  • ゲート
  • シャッター

それぞれ特徴を解説します。

チェーン

駐車場と道路の境目に金属製のポールを立ててチェーンでつなぐ方法です。最も簡易的な方法であり、比較的安価に設置できます。
チェーンを使用しないときにはポールに収納できるタイプもありますし、さらにポールを地中にしまえるタイプが人気で、車の通行を妨げないのがメリットです。

ゲート

駐車場の入り口にアルミ製のゲートを設置して、不審者が侵入できないようにする方法です。ゲートの種類は、跳ね上げ式・伸縮式・引き戸式などがあります。チェーンよりも設置費用がかかりますが、高い防犯効果が期待できます。電動の商品もあるので開閉が車内に乗ったままでも出来るのがポイントです。

シャッター

屋根付きガレージの入口を、シャッターで完全に閉じてしまう方法です。シャッターのタイプは電動式と手動式があります。ゲートよりもさらに高い防犯効果が期待でき、台風などの強風時に道路側からやってくる飛来物から車を守ってくれるのがメリットです。
一方、デメリットとして商品の種類にもよりますが高額商品なので、費用が高くなってしまうことが挙げられます。

駐車場の施工事例

実際の駐車場の施工事例は下記のページで確認できます。

> 駐車場の施工事例(写真付き)

> カーポートの施工事例(写真付き)

> ガレージ・バイク庫の施工事例(写真付き)

実際の相談内容と施工内容(デザインや地面の材質など)、提案から完成までのビフォー・アフターが写真付きで確認できます。ぜひ参考にしてください。

 

■駐車場の工事の際の注意点と費用の抑え方

駐車場工事の際に注意すべきポイントと、工事費用を抑える方法について解説します。

駐車場の設置工事の際に注意すべきポイント

駐車場は一度施工したら、簡単に造り直すことはできないため、工事を依頼するときは注意すべきポイントを押さえておく必要があります。そのポイントは以下の3つです。

  • スペースの確保
  • 電源や蛇口(水栓)の設置
  • 使いやすさ

それぞれ詳しく注意点を解説します。

スペースの確保

駐車場の工事前に適切な駐車スペースを確保できるよう、設計にとりかかる前からしっかり注意しましょう。発車や駐車をするときの動線なども考えながら、スペースに余裕のある駐車場を設計することが大切です。

国土交通省の駐車場設計・施工指針では、普通乗用車1台分の駐車場の広さは、幅2.5m×長さ 6.0mとなっています。普通乗用車の大きさはおおよそ幅1.7m×長さ4.7mなので、幅0.8m×長さ1.3m程度のゆとりが必要だということです。

  長さ
軽自動車 2.0m 3.6m
小型乗用車 2.3m 5.0m
普通乗用車 2.5m 6.0m

参考元:参考 国土交通省|駐車場設計・施工指針

前面道路幅が4m以下で狭い場合や、運転が苦手で車庫入れが不得意な方、車のドアが大きく開閉スペースが広く必要な場合は、基本の広さよりもゆとりを持たせて設計するのがおすすめです。

電源や蛇口(水栓)の設置

電源コンセントや蛇口(水栓)は、洗車や駐車場の清掃をする際に必要になります。最近は洗車機などで済ませる方も増えてきているので必要がないという方もみえますが、電源コンセントや蛇口の位置は、設計段階から駐車場近くに設置しておかないと、延長コードや長いホースを使わなければならなくなり不便です。

また夜間に車で帰宅する場合、駐車場が暗いと運転ミスや事故の危険性がありますし、防犯面でも不安があります。電源コンセントを設置していれば、人感センサー付きの照明などを追加することが可能です。外構工事業者であれば、光源も計算して駐車場をデザインしてもらえるため、事前に相談するのがおすすめです。

将来、電気自動車に乗る可能性がある場合は、充電スタンドの設置が必要です。その際に充電スタンドの設置場所、配線ルートなどを決める必要があるので、事前に相談しておきましょう。

使いやすさ

駐車の向きや車の入れ方によって、駐車場の使いやすさが大きくかわります。前面の通路に対して車の停め方が直角か平行か、車は横列に並べるか縦列に並べるかなど、事前の設計が重要です。現在所有している車の台数や、購入予定の台数などを考慮して計画的に駐車場の設計をしましょう。

コンクリート駐車場の工事費用を抑える方法

コンクリート駐車場の工事費用を抑える方法は、以下の2つです。

  • 部分的にコンクリートを使う
  • コンクリート平板を敷く

それぞれ詳しく内容を解説します。

部分的にコンクリートを使う

引用元:サンガーデンエクステリア

車のタイヤが乗り入れる部分だけをコンクリート舗装することで、コンクリートの使用量を大幅に減らすことができ、コスト削減になります。コンクリート以外の部分には、砂利を敷いたり、芝生を植えたりするなどのアレンジが可能です。全面コンクリートの駐車場よりもオシャレな外観になります。

車が乗るのはコンクリートの部分だけなので、走行によって砂利や芝生の部分が傷む心配もありません。コンクリート費用を抑えることができ、さらに駐車場をおしゃれにアレンジできるのがメリットです。

コンクリート平板を敷く

コンクリート平板とは、平たい板状のコンクリート製品のことです。 色は白やグレー以外にも、茶色や赤色、青色などの製品もあり、サイズもさまざまでタイルのように地面に敷き詰めて使用します。

生コンクリートを流し込む作業をする必要がなく、コンクリート平板を敷き詰めればDIYでも施工が可能です。ホームセンターやネットショップで購入すれば、費用を抑えられます。とにかく低価格で工事をしたいという方におすすめの方法です。

 

■安心して外構工事を依頼できる業者の特徴

安心して外構工事を依頼できる業者の特徴は、以下の3つです。

  • 利用者の生の声が聞ける
  • 外構工事の有資格者がいる
  • 地域に密着している

それぞれ詳しく内容を解説します。

利用者の生の声が聞ける

業者のホームページで「お客様の声」を掲載している業者を選びましょう。実際に外構工事をした生の感想を確認することができます。もちろん良い感想ばかりを掲載して、悪い感想を掲載しない業者もいるかもしれません。しかし、利用者の満足度の高さを知ることは一定の参考になります。
業者選びの際はホームページを確認して、利用者の生の感想を参考にしましょう。

外構工事の有資格者がいる

造園施工管理技士、造園技能士、土木施工管理技士などの有資格者が在籍している業者を選びましょう。経験豊富な腕の良い職人がいる業者であれば、安心して工事を依頼することができます。依頼内容によっては、有資格者でなければ作業できない工事もあります。
だからこそ、施工技術の高い職人がいる業者を選ぶのがおすすめです。

地域に密着している

信頼できる業者選びのポイントは、地域密着型の業者に依頼することです。地域密着型の業者であれば、現場で緊急事態が発生した場合に、すぐに駆けつけてくれたり相談することができます。また、工事完了後のアフターサポートが充実しているというのもメリットです。
外構工事は施工後もメンテナンス等、業者と長い付き合いになるため、地域密着型の業者を選ぶのがおすすめです。

 

■まとめ

駐車場工事の費用相場、コンクリートにした場合の施工事例、信頼できる外構工事業者の選び方について詳しく解説しました。
駐車場の工事費用の相場が、だいたいどのくらいなのか目安お分かりいただけたのではないでしょうか。本記事を参考に駐車場の設置工事を検討してみようと思った方は、信頼できる外構工事業者に工事してもらうことをおすすめします。

岐阜県の多治見市や可児市、恵那市、土岐市、瑞浪市、美濃加茂市、中津川市、加茂郡、可児郡など、東濃エリアで外構工事を検討している方は、お庭のプロであるサンガーデンエクステリアにお任せください。

新築外構やお庭のリフォーム工事を始めとする、カーポートや車庫、ガレージなどの駐車場まわり、門やアプローチ工事、囲い用のフェンスや目隠しフェンス工事、ウッドデッキやテラス、ガーデンルーム、植栽などの施工事例も多数ございます。相談料は無料なので、お気軽にご相談ください。

駐車場の設置工事でお悩みの方は、ぜひサンガーデンエクステリアにご相談ください。
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